2021.08.09 テラヘルツ波分光分析装置開発浜松ホトニクス、ATR分光法を採用

ハンディープローブテラヘルツ波分光分析装置C16356

 浜松ホトニクスは、ハンディープローブ テラヘルツ波分光分析装置「C16356」を開発し、10月から発売する。

 テラヘルツ波は、周波数1テラヘルツに相当する波長300マイクロメートル前後の電磁波で、直進性のある光と透過性のある電波の中間的な性質を持つ。試料が吸収するテラヘルツ波の波長ごとの情報などを基に、結晶性や水分含有量などを特定する手法の装置をテラヘルツ波分光分析装置と称している。

 テラヘルツ波は、通...  (つづく)