2021.08.18 【コネクター総合特集】タイコエレクトロニクスジャパン掛川工場、「スターレベル5」を取得済み
タイコエレクトロニクスジャパン(TEジャパン)は、コネクター・センサーのグローバルサプライヤーであるTE Connectivityの日本法人だ。
TE Connectivityは多彩な産業において世界をけん引するインダストリアル・テクノロジーリーダーであり、7500人超の設計エンジニアを含む約8万人の社員を擁する。
自動車、産業機器、メディカル、エネルギー、データ・コミュニケーションからスマートホームに至るさまざまな産業向けにエレクトロニクス接続の中核となる製品を設計・製造している。
日本法人のTEジャパンは、世界トップクラスのコネクターをはじめとする数多くのエレクトロニクス製品群をそろえ、グローバルなネットワークや高度な技術開発力、低コストかつ速やかに製品を供給できる生産体制を備え、あらゆる産業のニーズに対応できる製品ラインを持つ。コネクター、ケーブルアセンブリー、センサー、リレー、アンテナなど主要製品群から一つのパッケージとしてトータルなソリューションを提案する。
国内主力工場である掛川工場(静岡県掛川市)は、開発から製造までの一貫工場として最重要部品を手掛け、顧客との共同開発拠点にも位置付けられている。同工場はTEの評価基準で最高レベルの「スターレベル5」を取得済み。
最近は掛川工場やタイのゲートウェイ工場でフル操業が続く。一方で、部材調達の強化策として、サプライヤーに対して責任あるフォーキャストの迅速な提示に努めている。
モノづくり改革にも力を入れており、効率の向上を図るため、再度、工程の改善や見直しに取り組む。
TEジャパンとしての本格的なスマートワークの活動も、6月1日からスタートしている。