2021.08.20 調理家電の進化 加速IoT機能搭載 多彩なサービスと連携

調理家電分野ではIoT対応やさまざまなサービスとの連携など、新たな事業展開が加速している

 コロナ禍で在宅時間が増加したことで内食化が進み、調理家電は昨年度総じて好調に推移した。おいしく、手間なく調理したいというニーズに応えた商品戦略がより強まっているほか、IoT機能を搭載してさまざまなサービスとの連動や外食産業との連携を図るなど、単にハードの進化にとどまらない商品進化も加速している。

 総務省統計局の家計調査(家計収支編、2人以上の世帯)によると2020年度の外食への支出額は前期比で約3割減少した。外食を控え、内食...  (つづく)