2021.08.30 東大とベンチャー・SUPWAT水素タンク素材を研究 開発事業がNEDOに採択

開発を進めるタンクの例

 東京大学の吉川暢宏教授の研究室と、機械学習などを手掛けるベンチャー企業のSUPWAT(東京都渋谷区)は、燃料電池の水素タンクの素材に関連する研究開発事業が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に採択されたと発表した。世界的な脱炭素・カーボンニュートラルの流れの中、自動車の燃料電池化では、水素タンクの強度確保や軽量化が課題となっている。両者は大手自動車メーカーともかねて協力しており、車載用などに向けて研究を進める。

 ...  (つづく)