2019.11.15 主要電機各社4-9月決算 中国市況悪化などで苦戦 業績見通し下方修正の動きも

 主要電機各社の20年3月期第2四半期(2Q、4-9月)連結決算は、第1四半期から続く米中貿易摩擦に伴う中国市況悪化などの影響を受け苦戦を強いられた。半面で、構造改革が成果を出して業績回復に手応えを感じている企業もあり、市場環境の不透明感が浮き彫りになった。

 為替も円高に振れており想定レートを変更するところが相次ぎ、通期業績見通しを下方修正する動きも目立つ。下期の市況も不透明で、各社は着実な収益の積み上げを目指す。
...  (つづく)