2021.09.06 二輪車の運転支援システムが市場拡大センシングなど活用、部品業界も技術開発加速

ボッシュのアシスタンスシステムのイメージ(同社のサイトから)

 二輪車用の先進運転支援システム(ARAS)の世界市場は2035年に4450億円となり、20年の700倍以上に拡大するとの推計を富士経済がまとめた。20年にイタリアの二輪車メーカー・Ducati(ドゥカティ)がARAS搭載車を発売し、本格的に市場が立ち上がった。搭載車種はまだ少ないが、電子部品各社なども技術開発に動いており、今後の普及が見込まれる。

 ARASは、四輪車用の先進運転支援システム(ADAS)同様に、運転者の安全や快...  (つづく)