2021.09.07 佐賀県内の電器店など 8月豪雨の爪痕大きく浸水被害、顧客対応に追われ 常態化する水害「教訓生かせ」
浸水した電化センターキハラの店内(8月15日、写真提供=同店)
前線の停滞や線状降水帯の発生で佐賀県や福岡県など九州北部を中心に、8月11日から降り続いた大雨で河川の氾濫や土砂災害が発生した。佐賀県嬉野市では降り始めから18日までに年間降水量の5割を超える1178ミリの雨量を観測。同県武雄市では床上・床下浸水が1650棟に達するなど多数の住宅や店舗、事業所に被害が出た。家電流通業界にも影響が出ており、佐賀県電器商業組合によると佐賀市、小城市、武雄市で各1店、大町町で3店の組合加盟店が床上浸水した。同県では20... (つづく)