2021.09.10 岩崎通信機がワクチンの冷凍温度監視接種会場で数値読み取りソフト活用

手前のUSBカメラでデジタル表示される庫内の温度数値を読み取る

 新型コロナワクチンの接種が呼び掛けられる中、不適切な温度管理で廃棄するケースが生じ問題化している。岩崎通信機は、メーターの自動読み取りソフトウエアを使った取り組みで廃棄防止に協力。自治体の集団接種会場でワクチンを保存する冷凍庫の温度監視をする運用テストを先月から開始している。

 岩崎通信機は昨年、メーターの数値を自動で読み取るソフト「計器読む像」を発売した。複数あるメーターの目視確認など、自社工場の課題解決のために開発したもの...  (つづく)