2021.09.20 オリンパスの2次元駆動光学ヘッド「未来技術遺産」に登録

2次元駆動光学ヘッド「TAOHS-L」(提供=オリンパス)

 東京・上野の国立科学博物館(科博)はこのほど、「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」の今年度の登録24件を発表。うち、オリンパスが1982年に製作した2次元駆動光学ヘッド「TAOHS-L(タオス-L)」が、光ディスク産業の発展につながった革新的なCD(コンパクトディスク)用光学ヘッド駆動機構として評価され、登録された。

 この製品は80年代初頭、先端電子技術や精密機械技術を駆使して実現された、CDを用いた光ディスクシステムの基...  (つづく)