2021.09.21 「iPhone13」に関心高く 調理、暖房器具に動きもシルバーウイークの各地家電量販店

各地量販店では「iPhone13」の予約受け付けを開始した(写真はベスト電器福岡本店)

 18日からの「シルバーウイーク」3連休は台風14号に見舞われたが、家電量販店各店では秋商戦が本格化。アップルが発表した「iPhone13」の予約受け付けや敬老の日のプレゼント品購入に加え、早くも暖房器具を求める来店客でにぎわった。

 14日発表のアップルの新製品の予約が17日からスタート。ビックカメラ池袋本店(東京都豊島区)など量販各店では、iPhone13の予約受け付けを店頭やPOPで大々的に展開。ユーザーの関心も高く、ベスト電器福岡本店(福岡市中央区)では「各キャリアとも予約は好調」だった。iPad、iPad miniの新製品も各店で提案材料になっている。

 敬老の日に合わせ、プレゼント用の家電商品を求める来店客も目立ち、上新電機では「マッサージチェアが好調」(同社)という。続くコロナ禍で内食需要や店先に出始めた秋の味覚を意識して、調理家電を訴求する動きも活発だ。エディオン広島本店(広島市中区)では「家食(うちしょく)家電揃えました!」「#楽しいおうちごはん」などのPOPが掲げられ、炊飯ジャーや高機能の電子レンジなどが調理家電コーナーに並ぶ。

 冬を控え、朝夕の気温の低下とともに、ヨドバシカメラマルチメディア仙台(仙台市宮城野区)では石油ファンヒーターなど暖房器具に早くも動きが出ている。
(詳報は22日付、電波新聞・電波新聞デジタルに掲載)