2021.09.30 コロナ禍で進化するテレワークIT各社、遠隔勤務の可能性追求
移住先の鹿児島県で在宅勤務しているTISの社員
新型コロナウイルス禍で、特定の場所や暮らし方に縛られない多様な働き方を取り入れる動きがIT業界で広がっている。TISは、オフィスから遠く離れた地方から勤務できるようにする「フルテレワーカー」制度を導入。富士通も単身赴任の解消を目的に始めた遠隔勤務の対象範囲を段階的に広げている。進化するテレワークは地方に経済効果をもたらす可能性もあり、自治体からの注目度も増しそうだ。
5月、TISで金融系の開発業務を担う東京勤務の女性エンジニ... (つづく)