2021.10.07 【ミリ波】まなじりを決して研究開発に取り組むべき状況に追い込まれている

 ノーベル物理学賞にアメリカ・プリンストン大学上席研究員の真鍋淑郎氏が選ばれたという情報と共に日本の研究開発費の少なさが盛んに報じられている▼背景には2004年に行われた国立大学の法人化があるといわれ、現場は本当に苦労しているようだ。国の研究開発機関も同様で「研究要員でない人が多すぎて無駄な経費がかさむ」という研究者のぼやきを聞いたことがある▼ナノメカ研究機関でのことだったが建物は古くさく調度品も年代物で、とても最先端の研究が行われている場所と思え...  (つづく)