アイロボットジャパン（東京都千代田区）が、ロボット掃除機「ルンバ」の普及促進を狙い、売れ筋製品の価格を最大2万円引き下げる。先月には世界規模でリブランディングを行い、新たなメッセージの発信にも力を入れている。

　8日から価格を下げるのは、「ルンバe5」と「ルンバi3シリーズ」。3製品はルンバの売れ筋で、価格を下げることで、ロボット掃除機を使ったことのない人を取り込む狙いだ。

　米アイロボット社は9月9日、設立以来の大規模なリブランディングをグローバル規模で実施。新たなスローガンとして「暮らしを、もっとあなたらしく。」を掲げた。

　ルンバや床拭きロボット「ブラーバ」に完全に掃除を任せることで、より自由な時間が生まれ、自分らしい暮らしができるように、という思いが込められている。

　不動の人気を誇るe5と人気が急上昇中のi3シリーズの価格改定は、リブランディングする中の目玉施策だ。プロダクトマーケティングの山内洋シニアマネージャーは「e5は価格と性能のバランスが良く、お手入れも簡単。価格改定でよりお勧めできる製品になった」と強調する。
　（詳細は12日付電波新聞・電波新聞デジタルに掲載します。）