2021.10.11 指でなぞって会話を表示三菱電機が「しゃべり描きアプリ」にグループチャット機能追加

「しゃべり描きアプリ」で画面と書き込みを50人程度まで共有できるようになった

 話した言葉を音声認識し、指でなぞった軌跡に表示する―。三菱電機が開発したiPhone/iPad向け「しゃべり描きアプリ」が、新型コロナ禍で対面しにくい状況に、新たなコミュニケーション手法を提案しようとしている。12日に配信する新機能でグループチャットに対応。離れた家族同士が画面を共有し、画像を貼り付けたり、書き込みしたりできるようにする。

 iPhone/iPad専用となるこのアプリは、聴覚障害者や外国人との円滑なコミュニケーションを目指し2016年にコンセプトが発表され、19年2月にリリース。昨年9月には、一般向けに加え、法人向けにも提供を開始した。

 1年以上にわたりコロナによる外出自粛が続き、「おうち時間」が増えた。その間、離れた家族とコミュニケーションを取りたいというニーズが増加。マスク着用が当たり前となり、聴覚障害者にとっては口の動きが読めないといった新たな課題も浮き彫りになってきている。

 三菱電機の阿部敬人・統合デザイン研究所長は「もともと3人以上でコミュニケーションしたいというニーズはあった」とした上で、「(グループチャット機能の開発を)コロナ禍で前倒しした」と説明した。
(詳細は13日付電波新聞・コンシューマー面、電波新聞デジタルに掲載します)