2021.10.14 STのマイコン使用のロボットでゴムの樹液採取を効率化 手作業と比べ数倍の収穫量、重労働の生産脱却

樹液採取のロボット

 STマイクロエレクトロニクスは、中国のゴム農園で樹液採取作業の自動化を図るロボットに同社のマイコンが使われ、LoRa対応のシステムが開発されたと発表した。自動化とモニタリングにより、手作業と比べて数倍の収穫量を実現。低消費電力ネットワークの使用で、ゴムの木からラテックスを採取する作業の自動化に変革をもたらす。中国・海南にあるゴムの木20万本以上の農園を皮切りに、樹液採取の生産性向上や出荷量の増加、けがの防止など労働者の労働環境の改善にもつなげると...  (つづく)