2021.10.19 新作スピーカーと国産最高級アンプで試聴会「ダイナミックオーディオ5555」

ダイナミックオーディオ5555の外観

ダイナミックオーディオ5555で開かれた試聴会ダイナミックオーディオ5555で開かれた試聴会

 東京・秋葉原の老舗オーディオショップ「ダイナミックオーディオ5555」でこのほど、Bowers&Wilkinsのスピーカー新製品を、国産最高級アンプと共に〝味わう〟試聴会が開かれた。緊急事態宣言の解除を踏まえ、本格的に再開された試聴会。感染防止対策を徹底しつつ人数限定・予約制で行われ、オーディオファンらが、サウンドを「耳に焼き付けたい」と集まった。

 B&Wの新D4シリーズの入荷に合わせ、ラインアップ全体を聴き比べる形で企画された。同店4階の試聴室で4回に分けて開かれ、それぞれアキュフェーズ、ラックスマン、TAD、エソテリックと組み合わせて披露された。新しいスピーカーが体感でき、しかも、最高級の国産アンプのラインアップが勢ぞろいするとあって各回とも盛況だった。

 B&W側や、4階の担当でもある島健悟・店長代理が、新製品の特長を詳しく説明。フュージョンからクラシックまでさまざまな曲が披露され、来場者が聞き入った。

 各社の担当者も準備や対応に参加。アキュフェーズの小串卓生・国内営業部長は「ファンの方と対話できるこうした機会は、何よりありがたい」。ラックスマンの小嶋康・企画部長も「スピーカーの力を遺憾なく引き出すことを実感していただければ」と、それぞれに手応えを話した。

 島・店長代理は「巣ごもり需要で、オーディオへの関心が高まっている。そんな中で、来月のインターナショナルオーディオショウもそうだが、やはり、音を実感していただくことが何より。これからもこういう企画を手掛けたい」と意欲を語った。

 ダイナミックオーディオ5555は、手ごろなものから最高級の品までそろえる、オーディオのテーマパークのような趣が特長。1階から7階まで、各フロアごとに独立した店のような個性を発揮している。全フロアを一巡すればB&Wのこのシリーズを網羅できる、国内では唯一の店といい、外国人ファンの姿も見られた。