166.2ルーメン／W実現

　岩崎電気は、スポーツ施設などで使える高効率なLED投光器「LEDioc FLOOD AVANT（レディオック フラッド アヴァン）」で、従来の光源型投光器からの交換需要を掘り起こしていく。

　アヴァンは、スポーツ施設向けLED投光器として最高クラスの効率となる166.2ルーメン／Wを実現。高出力LEDパッケージを採用するとともに、その特性を最大限に引き出す配光制御技術と熱制御技術により、7万1000ルーメンの明るさを実現した。従来のメタルハライドランプ1000W（消費電力1085W）に比べ、約60％消費電力を低減する。

　投光器用架台に対応し、従来型と同じ取り付けピッチでリニューアルできる。電源ユニットを灯具背面に内蔵しているため、電源ユニットの設置場所を検討する必要がない。灯具と電源ユニット間の配線の手間がなく、施工の省力化にも寄与する。

　メタルハライドランプ1000W相当から水銀ランプ700W相当まで三つの明るさ（400クラス、250クラス、150クラス）をラインアップする。配光は4種類（狭角、中狭角、中角、広角）を取りそろえ、全12タイプで展開している。

　ハイビジョン撮影用にも対応する高演色タイプ（Ra80）や、個別制御や無線制御が可能な通信規格「DALI」対応品も今冬に発売する予定。

　スポーツ施設のほか、学校のグラウンド、サイン照明、エリア照明、演出照明などさまざまな用途で提案していく構えだ。