富士フイルムは、〝Xシリーズ〟旗艦モデルとして第4世代センサー／画像処理エンジン搭載のミラーレスデジカメ〝FUJIFILM X-Pro3〟を28日から発売する。

　〝X-Pro3〟は16年に発売の〝X-Pro2〟後継機種。被写体をありのままに捉える光学ファインダと、有機ELの採用などで視認性を向上させた電子ビューファインダを切り替えられる〝アドバンスドハイブリッドビューファインダー〟を備える。

　「開発コンセプトはPURE PHOTOGRAPHY。気軽に持ち歩ける小型軽量・高耐久ボディーと、落ち着いた意匠、被写体を正確に捉えるファインダ、意図した写真に仕上げる色再現にこだわった」と同社。

　ボディー外装には軽量で耐食性のあるチタンを採用。重厚感ある黒塗装の〝ブラック〟、高耐性と高品位な外観の〝デュラテクト加工〟を施した〝DRブラック〟〝DRシルバー〟の3色のバリエーションを用意した。

　〝フィルムシミュレーション〟には〝クラシックネガ〟モードを加え、多彩な写真表現が可能になった。「予約は〝X-Pro2〟を上回り好調」という。

　同社は、11月22日から来年1月13日までキャンペーンを展開している。

　〝X-T3〟〝X-T30〟や交換レンズ〝XF200㎜F2 R LM OIS WR〟などを対象に最大23万円、〝GFX 50S〟〝GFX 50R〟や交換レンズ〝GF45㎜F2.8 R WR〟などを対象に最大15万円をキャッシュバックする。

　10月に、大阪・難波に開設した〝富士フイルムイメージングプラザ大阪〟ではセミナーやイベント、プロフェッショナルサービスなどを本格的に開始し、写真の魅力をさらに訴求していく。

【デジタルカメラ特集】目次

●各社から新製品出揃う、高付加価値製品の需要増で単価アップ続く
●パナソニック　ミラーレス「Sシリーズ」
●富士フイルム　ミラーレス「X-Pro3」