2019.11.25 全固体電池を解析可能な計算手法 NIMSが開発

 物質・材料研究機構(NIMS)は、全固体電池などの蓄電固体デバイス内に存在する、異なる材料間のヘテロ固固界面の電子・イオン状態を高精度・高効率に解析可能な計算手法の開発に成功した。これにより、例えば全固体電池のイオン伝導に関するボトルネックである電極-固体電解質ヘテロ固固界面のミクロレベルでの制御指針の獲得が進み、蓄電固体デバイス開発のさらなる加速が期待される。

 リチウムイオン電池を電気自動車や家庭向けの大型蓄電池として利用...  (つづく)