2021.11.08 東京計器、豪雨対策に水位計活用国交省プロジェクトで採用

橋梁に設置して水位を計測する

 近年、記録的な集中豪雨が多発し、毎年各地で大きな被害をもたらしている。水位計で長い実績のある東京計器は、河川の水位観測で増水状況を監視する国土交通省のプロジェクトに参画。激甚化する水災害から住民の命を守るため、計測分野からの貢献を目指している。

 今年7月に土石流災害が起きた静岡県熱海市の被害の大きさは記憶に新しい。内閣府が行った調査によると、市区町村の6割以上が、「土砂災害の危険度分布や河川水位が刻々と変わるため、避難情報発...  (つづく)