2021.11.11 【電池の日特集】パナソニックエボルタNEO

エシカルパッケージ(単3形4本パック)

充塡量を増加で長持ち
エボルタNEOくん 1111メートルクライミング達成

 パナソニックは、主力の高性能アルカリ乾電池「EVOLTA(エボルタ)」シリーズの最上位モデル「EVOLTA NEO(ネオ)」を前面に出して提案を進めている。2017年に発売したエボルタNEOはエボルタシリーズの特徴でもある高性能で長持ち、長期保存、液漏れ防止性能をより高め、あらゆる利用環境で安心して使える。

 エボルタNEOは材料と工法、構造の全ての技術を見直した。過放電後のガス発生量を約30%削減し液漏れしにくい安全性を実現するとともに、独自のエボルタNEO工法を開発したことで充塡(じゅうてん)量を増やし、長持ち性能を高めた。さらに薄く頑丈な構造で長期保存を実現している。

 新技術によりエボルタNEOは小電流から中電流、大電流までの幅広い電流域でエボルタの性能を上回り長持ち性能が約10%アップ。「世界一長もちする単3形アルカリ乾電池」としてギネス世界記録に認定されている。

 08年から開催しているエボルタを動力とした長持ち・パワー実証実験「エボルタチャレンジ」も好評で、今年は11月7日に2本の単3形乾電池で動く小型キャラクターロボット「エボルタNEOくん」が世界最長の1111メートルクライミングに挑戦し、ギネス世界記録を達成した。今回のチャレンジはツイッターで募集した応援メッセージをロープに合成表示し、そのロープをエボルタNEOくんが登るというもの。応援メッセージも登頂に必要な22万文字を超えた。

 チャレンジ成功を受け、来年1月31日までパナソニック乾電池を購入した人にカタログギフトやQUOカードが合計1111人に当たる「エボルタNEOチャレンジ応援ありがとうキャンペーン」を行い、電池の販促を支援していく。

 環境に配慮した取り組みも始めた。環境課題の解決を考えた消費行動である「エシカル消費」を促進するエシカルパッケージ(紙パッケージ)を採用した4本パック(単3、単4形)を10月25日に発売した。シュリンクフィルムではなく紙を使うことで、包装材使用量を50%以上削減。開封しやすく保管袋にもなるため一時保管もしやすい。開封から廃棄まで配慮した取り組みもさらに進めていく計画だ。