2021.11.12 九州工大など新技術、水溶液を滴下するだけで音声認識次世代AIシステム構成デバイス実現に期待

水溶性ポリアニリンネットワークを用いた音声認識

 九州工業大学大学院生命体工学研究科の宇佐美雄生助教(大阪大学大学院理学研究科招へい研究員)、大阪大学大学院理学研究科の松本卓也教授、九州工業大学大学院生命体工学研究科・ニューロモルフィックAIハードウェア研究センター長の田中啓文教授らの研究グループは、溶液を滴下するだけの簡便な手法で、導電性高分子の一種、水溶性ポリアニリン(SPAN)のランダムネットワークを作製し、湿気のある環境下で酸化還元現象に由来するヒステリシス電気特性の電気化学反応が現れ...  (つづく)