2021.11.16 東芝、脱総合電機で新たな船出へインフラとデバイス中核に3分割

 140年以上の歴史を刻む巨大な名門企業の東芝が総合電機メーカーの幕を下ろし、新たな道で生き残りを目指す。グループを独立した3社に分割して再編する方針を決めた。インフラとデバイスを手掛ける二つの事業会社は新規に上場。残る東芝本体は、関連会社の半導体メモリー大手キオクシアホールディングス(HD)の株式保有などの管理を担い、それぞれの道で競争力を高めて企業価値の向上を狙う。

 「解体ではなく未来に向けた進化だ。自信を持って進みたい」...  (つづく)