2019.12.02 オムロンとシーメンスが多拠点のデータ活用で協力 製造現場の効率化支援国内工場で有効性検証
会見後に握手するオムロンの山本執行役員(右)とシーメンス日本法人の藤田研一社長
オムロンは、複数の工場から集めたデータを連携させて生産性の向上につなげるIoTサービスで、独シーメンスの日本法人(東京都品川区)と協力すると発表した。オムロンの国内工場でデータ活用の有効性を確かめる実証実験を進め、21年度から実験の成果を生かした新サービスの提供を目指す。
多拠点でデータを連携させる実験は、FA関連機器を手がけるオムロンの2工場で実施。草津工場(滋賀県草津市)と山鹿工場(熊本県山鹿市)にまたがる製造現場のデー... (つづく)