2021.12.08 アップルの正規修理サービスを池袋で開始ヤマダが「カメラのキタムラ」と連携
設置する修理カウンターのイメージ
ヤマダホールディングス(HD)子会社で、店舗の開発や運営を担うヤマダデンキは8日、キタムラが運営するアップル商品の正規サービスプロバイダーをヤマダ店舗に設置すると発表した。今月11日に新業態店「LABI1ライフセレクト池袋店」としてリニューアルオープンする旗艦店「LABI1日本総本店池袋」(東京都豊島区)から設置していく。
キタムラとパートナーシップを締結。池袋店ではアップル商品の販売と正規修理サービスの両方をワンストップで提供する。両社は今後、パートナーシップを拡大し、全国の主要なエリアでアップル商品の正規修理を受けられるようヤマダ店舗への設置を進めていく計画だ。
キタムラは、「カメラのキタムラ」ブランドでアップルの正規サービスプロバイダーとして店舗運営を2012年から開始。現在は全国で69店を運営し、日本でも最大規模の拠点数という。
ヤマダHD広報は、キタムラとのパートナーシップ締結について、「豊富な実績があり、当社が掲げる『暮らし丸ごと』戦略にも欠かせない」とし、アップル商品の正規サービスプロバイダーの展開にも意欲を示した。
リニューアルオープンする池袋店は、JR茅ケ崎駅前に11月26日にオープンした「LABIライフセレクト茅ヶ崎」(神奈川県茅ケ崎市)に続く、都市型の新業態店。ヤマダは、非家電商材が売り場の半分程度を占める1万平方メートル規模の大型店を「ライフセレクト」と位置づけ、全国での展開を今年6月から開始している。