2021.12.10 AIでインフラ業務を効率化東芝と日立、独自技術で存在感

 大手総合電機メーカーが、人工知能(AI)が活躍する舞台を社会インフラ分野で広げている。東芝は、大規模なプラントに設置したセンサーから得た膨大なデータから異常の兆候を迅速に検知するAIを開発。日立製作所は、地中に埋設したガス管や水道管などを可視化するサービスにAIを生かす。インフラの運用や保守業務を効率化するニーズが高まる中、AIの存在感が増しそうだ。

 東芝が開発したAIは、大量のセンサーを同時に扱い、プラントの状態変化の中に...  (つづく)