2021.12.21 「人間の手を超える気持ちよさ」実現ファミリーイナダがAI搭載マッサージチェア

オフィス専用マッサージチェア「ショルダープロ」を活用した健康経営支援サービスを本格開始する

 マッサージチェアメーカーのファミリーイナダ(大阪市淀川区)は12月末から、人工知能(AI)搭載のオフィス専用マッサージチェア「ショルダープロ」を活用した健康経営支援サービスを本格開始する。導入企業は、わずか3分間のマッサージで従業員の疲労を回復し、生産性を向上。1年ごとに収集した情報でマッサージコースのバージョンアップも行う。

 同製品は、疲れの約8割が集中するという肩から肩甲骨にかけての三つの指圧点を効果的にほぐす。日本電産の高性能ブラシレスモーターを搭載し、凝りの状態に合わせた施療コントロールに成功。さらに、ファミリーイナダが収集した100人超のマッサージ師の指圧点をデータ化し、「人間の手を超える気持ちよさを実現した」(同社)という。

 職業に応じた施術提供も。肉体労働には手足の疲労を回復するもみ下げマッサージ、デスクワークには肩凝りと猫背を改善する姿勢調整マッサージ、脳を活性化するもみ上げマッサージを行う。

 マッサージ中に1分間の音声による「健康講座」サービスも提供予定だ。
(22日付電波新聞・電波新聞デジタルで詳報します。)