2021.12.22 東芝が開発したタンデム型太陽電池不純物の量を制御 大幅な低コスト化に期待

 東芝が開発、発表したタンデム型太陽電池の新技術は、生成される不純物の量を制御するもので、シリコン(Si)太陽電池やペロブスカイトに匹敵する領域にほぼ達した。再エネ導入が進む中、同社はビル屋上や壁面などにはフィルムのようなペロブスカイト型の太陽電池が、自動車や電車など運輸関連ではより耐久性のあるタンデム型が活用されると見込む。

 タンデム型太陽電池は、二つの太陽電池(セル)をボトムセルとトップセルとして重ね合わせ、両方のセルで発...  (つづく)