2019.12.04 自動車のEMC対策重要に 評価試験実施企業が受託サービス能力強化

EMCテストラボにおける自動車のEMC評価試験受託サービス需要が伸びる(TDKのEMCセンター)

 自動車におけるEMC(電磁環境両立性)対策の重要性が高まっている。「CASE」(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)として表現されるクルマの変化は、車載電子機器の開発企業にとって、EMC対策への対応が必要不可欠であることを示す。

 そのため、電波暗室を中核としたEMCテストラボでの評価試験を展開する企業では、自動車および車載機器・部品向けの評価試験機能を強化し、受託サービス能力を拡大する動きが表面化してきた。
  (つづく)