2019.12.11 富士フイルム富山化学 国内初の商業生産に対応リポソーム製剤工場竣工
701工場外観
富士フイルム富山化学は富山第二工場(富山市)内に、薬剤を選択的に送達して薬効を高めるリポソーム製剤の新工場「701工場」を竣工した。国内で初めての商業生産に対応するリポソーム製剤工場で、20年2月の稼働を予定。今後、リポソーム製剤の治験薬製造や商業生産を行う。新工場は2階建て、延べ床面積約3400平方メートル。設備投資額は約50億円。
リポソーム製剤は、細胞膜や生体膜の構成成分である有機物のリン脂質などをカプセル状にした微粒... (つづく)
続きは無料会員登録することで
ご覧いただけます。