2022.02.02 ソフマップ、秋葉原駅前ツクモ跡地に新店「駅ちか」で利便性高める

「ソフマップAKIBA駅前館」のイメージ

 ビックカメラグループのソフマップが、新品からリユース品、アウトレット品まで取り扱う「ソフマップAKIBA駅前館」(東京・秋葉原)を4月下旬にオープンする。JR秋葉原駅の電気街口を出てすぐの立地で、ヤマダホールディングス(HD)の「ツクモ」退店跡地への出店だ。

 新店は地下1階地上5階の規模。ソフマップで取り扱う新品、中古、アウトレットのパソコン(PC)やスマートフォンに加え、ビックアウトレットのテレビや冷蔵庫、洗濯機などの生活家電もそろえる。

初の買い取り体験コーナーも

 1階には、ソフマップが展開する買い取り総合サービス「ラクウル」の体験コーナー「ラクウルステーション」を初めて設置。ビックグループで重視する循環型社会の実現を目指した活動のPRも狙う。

 地下1階には、他店購入商品を含め、購入後の故障やトラブルなどに対応するサービスサポートカウンターを設ける。新店により「ソフマップのサービス全てを秋葉原(エリアの店舗)で提供できるようになる」(ビックカメラ)とする。

 ソフマップは、パソコン・デジタル館やソフト館など秋葉原に5店舗展開している。そのうち、「AKIBA中古買取専門館」は2月まで、「AKIBA中古デジタル館買取センター」は5月までそれぞれ営業し、その後は新店に移転・統合する。5月以降、秋葉原エリアは4店舗での運営になる。

 秋葉原エリアに点在する形で店舗展開するソフマップ。新店では、「駅ちか」立地でお客の利便性を高めるとともに、既存店舗ではスペースの関係などで難しかった、ビックアウトレット品の販売などを一体的に行うことを目指した出店だ。