2019.12.13 ラックスマン MQAのフルデコード対応CDプレヤー
MQAのフルデコードに対応するCDプレヤー「D-03X」
ラックスマンは、MQAのフルデコードに対応するCDプレヤー「D‐03X」を12月下旬に発売する。税別価格は26万8000円。
D‐03Xは、ベストセラーモデルとして好評のCD/SACDプレヤー「D-05u」の基本構成を受け継ぎ、新しい高信頼CD専用メカの搭載とUSB入力によるPCM/DSDのハイレゾファイル再生に加え、タイトル数を増加しているMQA(MQA-CD/MQAファイル)にも対応した。
CD再生において要となるメカは、極厚アルミ製メカベースと、ループレス構造のシールド付きボックスシャーシで構成する高信頼CD専用メカに、新たにスチール製トッププレートを加えた最新仕様を搭載しており、定評のある読み取り精度と静音性をさらに向上した。
D/Aコンバータは、32ビット対応TI社製PCM1795をデュアル構成(モノラルモード)で搭載。正確に読み取られたデジタル信号を、L/R独立のモノラルモードのDACにより高精度のアナログ信号に変換し、フルバランス構成の出力アンプ回路で高品位に増幅する、ラックスマンが求めるデジタルプレヤーの理想形を実現している。
USB入力では最大でPCM384キロヘルツ/32ビット、DSD11.2メガヘルツ/1ビット、S/PDIF入力では最大で192キロヘルツ/24ビットのデジタル信号に対応する。
USB入力では、アイソクロナスに加え、バルクペット転送を4モードで搭載。送受信間の負荷軽減により高品位で安定したファイル再生の選択肢が広がった。