2022.03.01 四国の12月量販店 前年同月比9%減PC・空清機不振
【高松】四国経済産業局は、「四国地域の百貨店・スーパー販売状況」(2021年12月)について明らかにした。
百貨店・スーパー全店(258店)の販売合計額は、571億5000万円で、前年同月比0.1%減と3カ月ぶりに前年を下回った。
品目別では「身の回り品」が7カ月連続で、「家庭電気機械器具」も7カ月連続で前年を下回り、「飲食料品」が3カ月連続で前年を上回った。
業態別の販売状況は、百貨店(4店)の販売額は91億3000万円で、同3.8%増と3カ月連続で前年を上回った。
スーパー(254店)の販売額は480億2000万円で、同0.9%減と2カ月連続で前年を下回った。
品目別では「身の回り品」が紳士靴やエコバッグなどが低調だったことから7カ月連続で、「家庭用品」が調理器具などの台所用品に前年の反動減が見られたことなどから10カ月連続で前年を下回った。
家電大型専門店(87店)の販売額は106億4000万円で、同8.8%減となった。新型コロナ感染の影響で伸長した前年の反動減でパソコン(PC)や空気清浄機が振るわなかったほか、テレビの動きが悪かった。