2022.03.25 【関西エレクトロニクス産業特集】次世代自動車次世代モビリティー利用、新たな移動サービス導入へ

播磨科学公園都市での実証実験では電動キックボードや超小型EV車両などを組み合わせ採算性を高める

 今年度のMaaSへの取り組みは、社会実装を見据えた実証を推進しつつ、有料サービスを盛り込むなど、より踏み込んだ取り組みが進む。継続的にサービスが提供できる仕組みや、2025年の大阪・関西万博を見据えた動きも目立つ。

 近畿経済産業局、兵庫県、神姫バスは昨年11月から2月中旬までMaaSの実証実験を播磨科学公園都市(兵庫県たつの市・上郡町・佐用町)で実施した。採算性向上のために電動キックボードや超小型EV車両、自動走行カートなど...  (つづく)