2022.03.31 家電や家具 、環境配慮型製品の開発広がる商品戦略の一つの柱に

大塚家具が販売する、アブラヤシ廃材由来の再生ボードを使ったソファ

 循環型社会の実現を重視する機運が高まる中、家電や家具などで環境配慮型製品の開発が広がりつつある。ヤマダホールディングス子会社の大塚家具は、アブラヤシ廃材による再生ボードを活用した家具の販売に4月から乗り出す。カシオ計算機は、本体に初めてバイオマスプラスチックを採用した時計を今月発売。日本の大手家電メーカーも社会課題の解決につながる製品開発に本腰を入れる。

CO₂削減...  (つづく)