2022.04.01 日本発の光海底ケーブル技術要素技術組み合わせで世界最高水準KDDI総研など評価技術やデバイスも貢献

東北大学が開発した測定装置の外観

 KDDI総合研究所や東北大学、住友電気工業、古河電気工業、NEC、オプトクエスト(埼玉県上尾市)が発表した、光海底ケーブルを大容量化させる世界初の基盤技術は、マルチコアファイバーの開発や、これを収容した光海底ケーブルの開発がカギ。さらに、さまざまな要素技術の組み合わせで、従来比7倍の毎秒1.7ペタビット程度まで容量を拡大できる可能性があることを確認した。GAFAなども注目する海底ケーブル市場で、日本発の技術が力を発揮しそうだ。

  (つづく)