2022.04.12 米国が54%で首位、日本は4位21年の国・地域別半導体売上高シェア
米調査会社ICインサイツはこのほど、2021年の国・地域別(本社所在地)半導体売上高シェアを発表した。売上高はIDM(垂直統合型デバイスメーカー)と半導体設計・開発に特化したファブレス企業の合計。台湾TSMCなど半導体製造を受託するファウンドリーは含まない。
首位は米国で54%、次いで韓国22%、台湾9%、欧州と日本がそれぞれ6%、中国は4%にとどまった。
韓国はサムスン電子などIDMのシェアは33%と高いがファブレスは1%にとどまる。 日本もIDM8%に対しファブレスは1%と低い。一方、台湾はIDMが3%、ファブレスのシェアは21%に達する。中国もIDMは1%に満たず、ファブレスのシェアは9%だった。
米国はインテルをはじめとするIDMのシェアが47%、ファブレスが68%で、「全体としては最もバランスがとれている」とICインサイツは指摘した。
(13日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)