2022.04.14 ビックカメラ、スタートアップへの出資4件目防犯カメラのサブスク「ジャスティスアイ」と資本提携

ビックカメラはジャスティスアイに出資した

 ビックカメラは14日、サブスクリプション(定額制)型で防犯・見守りカメラを提供するJUSTICEYE(ジャスティスアイ、東京都中央区)に出資し、資本業務提携したと発表した。ビックのスタートアップへの投資案件としては4件目になる。出資額は非公表。

 ジャスティスアイは人工知能(AI)でプライバシーに配慮した防犯・見守りカメラの企画・開発・製造を行っている。開発した高性能・小型な防犯カメラを月額550円(税込み)から提供するなど、サブスク型で導入の敷居を下げた提案で差別化を図っている。

 ビックは、まずは法人部門で取り扱い、中小企業への展開を目指していく。その後、需要を見極めながら店舗での取り扱いも検討する。

 ジャスティスアイの道下剣志郎社長は「調達した資金は、新型の丸型カメラ『JUSTY』のプロダクトおよびソフトウェア開発、マーケティング投資、採用活動の強化などへ投資する」とコメントした。

 ビックは昨年7月に総額100億円規模のファンドを立ち上げている。ジャスティスアイは、カメラ機材のサブスク「GooPass(グーパス)」を展開するカメラブ(東京都渋谷区)、ライブ配信プラットフォームなどを展開するSHOWROOM(ショールーム、東京都渋谷区)、教育ロボットの企画・開発・製造を行うリビングロボット(福島県伊達市)に続く4件目の出資案件になる。