2022.04.18 住友化学がナイロン原料から撤退愛媛工場の製造設備停止へ
住友化学は15日、愛媛工場(愛媛県新居浜市)について、ナイロンの原料となるカプロラクタムの製造設備を10月をめどに停止し、同事業から撤退すると発表した。停止するプラントは年産8.5万トン。事業見直しの一環で、半導体用など成長市場向けの分野に注力する。
同社は1965年に同工場で、液相法と呼ばれる製法でのプラント操業を開始、2015年からは気相法で半世紀以上、カプロラクタム事業を行ってきた。ただ、中国など世界的にカプロラクタム... (つづく)
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