2022.04.26 【テレワーク特集】日立システムズワンストップで対応

環境構築から運用支援まで

 日立システムズは、事業継続と生産性向上を安全に実現できるテレワーク環境の構築支援をするとともに、業務の効率化や健康管理など働き方改革に関する課題を総合的に解決する。

 パソコン(PC)やネットワークなどのICT基盤からソフトサービスの導入、導入後の運用支援までをワンストップで対応する体制を整えており、快適なテレワークが実現できるようになる。

 提案するテレワークソリューションは、テレワークを新たに検討している企業をはじめ、既にテレワークを導入しているがコロナ禍で働き方の見直しを迫られている企業、セキュリティー面などで課題を抱えている企業に向けて用意している。

 テレワークを導入したいが何から手を付けてよいか分からない企業に向けては、ネットワークから仮想デスクトップ基盤などのICTインフラ構築を支援。既に導入しているが重たい、固まる、途切れるといった問題を抱えている企業に向けてはネットワークインフラ構築などをピンポイントで増強し対応できる。セキュリティー対策に不安のある企業に向けては多要素認証やシングルサインオンなどを導入し、安全で快適なテレワーク環境を実現する。

 テレワークをする上で必要となるICT基盤は、「仮想デスクトップ(VDI)」「リモートデスクトップ」「データレスPC」の3方式を用意。仮想デスクトップはサーバー内に仮想PCを構築する方式で、管理と耐障害性などに強い。リモートデスクトップは外部のPCからオフィス内の自身のPCへインターネット経由で接続する方式で、短時間での導入が可能だ。データレスPCは端末内のデータを無くす方式で、サーバー負担が少なく運用できる。

 仮想デスクトップのようなテレワーク環境であれば、ヒアリングから機器導入、設計、構築運用、操作説明、実際の利用開始まで最短3カ月でできる。この仕組みを使えば、あらゆるデバイスでどこからでもオフィスのデスクトップ環境が利用でき、機密データの漏えいもなくなる。

 保守サポートの契約をすれば稼働後のサポートも受けられる。CAD(コンピューター支援設計)や映像編集など一般事務以外の業務にも対応できるという。

 環境構築に加え、業務の自動化や自動応答といった省力化の支援や従業員の健康状態を見える化する健康管理支援、浮遊菌を不活化する空気環境改善なども行う。これにより生産性と快適性を両立したテレワークができるようになる。