2022.04.25 家庭用エコキュート、買い替えサイクル入りオール電化ニーズ高まる 非常時の備えにも

最新機種への買い替えを積極提案している名古屋市のエディオン高針原店

 普及期から買い替えサイクルに入った家庭用エコキュートは、オール電化のニーズや非常時の備えとして需要が高まっている。半導体不足による供給不足も徐々に解消されている。

 ヨドバシカメラマルチメディア横浜(横浜市西区)は、トイレなどのリフォームを検討している来店客にエコキュートの提案も合わせて行っている。

 同店副店長は「お客さまのお困りごとに関連する、さまざまな商品を提案することで売り上げにつながりやすくしている」と話す。水回りのリフォームを検討している人には、エコキュートにも興味がある人も多いという。接客を通してエコキュート導入のメリットを説明している。

 エディオン高針原店(名古屋市名東区)は、10年以上のエコキュート・電気温水器の利用客を対象に、最新機種への買い替え提案に積極的に取り組んでいる。

 おすすめは、370リットルから400リットル以上への大容量化と、高圧シャワーヘッドやバブルおそうじなど、高機能のプレミアム機種の見積もり提案により成約単価アップを図っている。品薄状態から見込み客には早めの買い替えと据え付け工事を呼びかけている。
(26日付電波新聞・電波新聞デジタルで詳報します)