2022.04.26 埼玉の越谷レイクタウンに「ベータ」新店27日オープン、家電レンタル会社とも協業

越谷レイクタウンに27日オープンする「b8ta」(26日、埼玉県越谷市)

  商品を“売らない"体験型店舗「b8ta(ベータ)」が27日、埼玉県越谷市の大型商業施設「越谷レイクタウン」にオープンする。日本初出品のミールキットやオフライン初出品の商品を多数取りそろえたほか、家電のレンタルサービスを提供するレンティオと協業。その場で家電をレンタルできるようにし、これまでの3店舗と差別化を図っている。

 「商業施設などで持つコンテンツとしてはキラーコンテンツになる」。越谷レイクタウンでの新店オープンを翌日に控えた26日、東京都内で開催した発表会で、ベータ・ジャパンの北川卓司社長はレンティオと協業する意義をこう強調した。

 オープンする新店の一角にはその場で調理できるキッチンスペースを用意。レンティオが用意したシャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」や電気無水鍋「ホットクック」などを使って調理できる。

 レンティオの三輪謙二朗社長は「キッチン家電を中心に7アイテムをそろえた」と説明。その場で利用できるようにし、来店客に新たな価値を提案していきたい考えを示した。

 ベータ新店は約178平方メートルの売り場規模。国内外の46商品/サービスが展示される。ハローフレッシュ・ジャパンのミールキットサービスやオーストラリアワインのサブスクリプション(定額制)サービス「グッダイワイン」など、日本初出品のものも多数ある。同じ区画にはスターバックスも出店しており、コーヒーを楽しみながらさまざまな商品を体験できるようにしている。ゴールデンウィークの10日間(4月29日~5月8日)で1万人の来場を見込む。