2022.04.28 政府、介護ロボなど実証に本腰省力化とサービス向上 人員配置見直しも

「2022国際ロボット展」でアシストスーツのデモをするアルケリスのブース。主に作業軽減が用途だが、こうしたアシストは介護でも展開が期待される

 国は、介護施設でロボットなどの技術を使いやすいよう、人員配置に関する規制を緩和する検討を推進。東京ビッグサイト(東京都江東区)で先月開かれた「2022国際ロボット展」でも、政策担当者から方針のプレゼンがあった。施設の入所者数当たりで配置するべき人員の緩和などが検討されている。テクノロジーで人手不足をカバーしつつ、新たなサービスにつなげる取り組みが進みそうだ。

 国はロボットについて、情報を感知し(センサー系)、判断し(知能・制...  (つづく)