2022.05.02 AI活用の重症度判定の共同研究ISIDと名古屋大

 電通国際情報サービス(ISID)と名古屋大学は、抗精神病薬の投与後に発症する代表的な副作用である錐体外路症状(EPS)の早期発見・早期治療の実現に向け、人工知能(AI)を活用した重症度判定の共同研究を開始した。

 共同研究では、EPS研究の第一人者で、EPS評価尺度「DIEPSS」の開発者でもある同大学の稲田俊也特任教授の研究総括の下で、患者の顔動画を使ってEPSの重症度判定を行うAIモデルを開発する。

 同開発には、ISIDが提供するAIモデル開発・運用自動化ソリューション「OpTApf(オプタピーエフ)」を活用する。

 ISIDでは、全社横断組織であるAIトランスフォーメーションセンターを中核に、AI関連技術の研究開発、顧客ビジネス課題解決のためのプロジェクト推進、OpTApfをはじめとしたAI製品の企画・開発、AIスタートアップ企業・学術機関などとの連携強化、企業の社内AI人材育成支援に取り組んでいる。