2019.12.27 ソーラーカー世界大会BWSC19 BSテレ東が密着番組を放送

灼熱の大地を疾走するソーラーカー(BSテレ東提供)

 テレビ東京ホールディングスのBSテレ東は、12月29日午後9時から「地平線の彼方へ! 激走3000キロ 2019ブリヂストン・ワールドソーラーチャレンジ」を放送する。

 オーストラリアのダーウィンからアデレードまでの3000キロメートルをソーラーカーで完走する過酷なレースに密着。大学生らの出場チームが実力を競う白熱のドラマが見どころ。

 日本からは王座奪還を狙う東海大や悲願の初優勝を目指す工学院大のチームが出場。日本勢の前に、2度目の4連覇を狙うオランダ・バッテンフォールやアメリカ・ミシガン大などの強豪チームが立ちはだかる。

 太陽光発電で走行するソーラーカーは、温室効果ガスの排出削減効果が期待されている移動手段。気候変動対策など「持続可能な開発目標」(SDGs)が世界的に重視される中、近年、こうしたソーラーカーレースは、技術者育成の場としても注目されている。

 ソーラーカーの開発は、空気力学や電気工学、電子工学など、工学分野の幅広い知見を組み合わせるチームプレーが求められる。そのため、レースを制するには、プロジェクト全体を見渡し、それぞれが持つ得意分野を生かして行動することが必要。学生にとっても領域横断的な連携を実践することができる貴重な機会だ。