2022.05.13 JARA、ロボット出荷(1-3月)伸び鈍化受注額生産額、四半期では過去最高に

順調に需要を拡大してきた産業用ロボットが今年に入ってやや鈍化傾向を示す

 順調に需要を拡大してきた産業用ロボットの出荷がやや鈍化してきた。日本ロボット工業会(JARA)がまとめた2022年1~3月の産業用ロボット受注・生産・出荷実績(正会員+賛助法人会員)によると、高水準で推移した21年に比べ、中国を中心とした輸出の勢いがやや鈍化傾向を見せ始めている。電子部品実装用の輸出も前年同期を割った。

 ウクライナを巡る国際情勢の緊迫や資源価格の高騰、世界的な半導体や電子部品の需給逼迫(ひっぱく)、新たな変異...  (つづく)