2022.05.18 食品の長距離輸送中の温度管理を支援凸版印刷、無線通信ラベル開発
開発した「温度ロガーラベル」(提供=凸版印刷)
凸版印刷は、温度を一定時間ごとに測定・記録し、その履歴データを無線通信でデータベースに転送できる薄型カードサイズの「温度ロガーラベル」を開発したと発表した。生鮮品などの長距離輸送の際に厳格な温度管理が求められる食品業界のニーズに対応し、6月に販売を始める。
開発した無線通信ラベルは、昨年10月から今年3月まで進められた農林水産省の実証実験に参画した「日本酒コールドチェーンコンソーシアム」が、温度記録ツールとして採用した。 <... (つづく)