2022.05.23 住友化学が染料事業から撤退へ技術は情報電子材料などで活用
住友化学は19日、来年3月末をめどに染料事業から撤退すると発表した。
大阪工場(大阪市此花区)にある染料の製造設備を停止する。高付加価値製品などを手掛けてきたが、中長期に安定的な収益を確保するのは困難と判断した。培った有機合成技術は、情報電子材料などに引き続き生かしていく。
住友化学は1944年に日本染料製造を合併して染料に参入しており、祖業の一つでもある。衣料用染料の開発・製造を行ってきた。そのレベル... (つづく)
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