2022.05.31 NASAの宇宙帆船に光回折技術を採用第3段階の開発に着手、2年間で200万ドルを投入

光回折技術を使ったNASAの宇宙帆船のイメージ

 米航空宇宙局(NASA)はこのほど、太陽光の光を使って航行する「宇宙帆船」とも呼べる新しいソーラーセイルの第3段階の開発にジョンズホプキンス大学の研究チームを選び、2年間で200万ドルを投入すると発表した。

 宇宙帆船の研究は高度な実現性あるプロジェクトを推進する「NASA革新的・先進的コンセプト」(NIAC)プログラムの一環。

 ソーラーセイルは風を受けヨットがセイル(帆)を張って進むように、太陽光の圧力...  (つづく)