2022.06.10 バケツ1杯の水から 環境DNAでデータベース世界初 生物多様性を見える化

DBが紹介されているコンソーシアムのサイト

 東北大学、日本郵船などは、水や土など環境中にある生物由来のDNAのデータを活用し、魚類の生物多様性が分かるデータベース(DB)を構築。今月から運用を始めた。世界で初めての取り組み。海運会社や市民も加わる継続的な調査体制を確立し、生物多様性の回復や漁業などの産業貢献を目指す。IT・ロボティクス企業などの参画も得て取り組みを拡充したい考えで、「海洋国家・日本」発の産官学の連携として注目されそうだ。

 近年、人間の活動によって生物多...  (つづく)